(1)コミュニケーション型
コミュニケーション型は、人間と会話をすることができるロボットで、主にセラピー活動に使われることが多いです。人間やペットの代わりにコミュニケーションを取れるため、認知症の予防や対人恐怖症の治療などで活躍しています。
コミュニケーション型の中には、二足歩行で人型のものもあれば、ペット型のものなどさまざまな形のロボットが展開されているので、企業の特徴に合わせて選ぶことも可能です。「お腹空いた~」とつぶやくと「今日は何食べるの?」のように、人と話しているような感覚でコミュニケーションを取れるだけでなく、歌を歌ったり踊ったりするものもあるなど、ロボットとのコミュニケーションを楽しめるような設計になっています。
他人とコミュニケーションを取ることの大切さを教えてくれるロボットなので、来客に楽しい時間を提供したい企業や、精神的な病気をかかえる利用者を見る施設などにおすすめの生活支援ロボットです。
(2)移動型
移動型は、動くことを目的に設計されており、不自由な身体の人が快適に生活するためのサポートをしてくれるロボットです。移動型にはさらに操縦型と自律型の2つに分けられます。目的を達成するために自らがロボットを操縦して動かすのが操縦型で、操縦することなくプログラム通りに動くのが自律型です。
操縦型には、手の不自由な人が身体の一部を動かすだけで口に物を運べる機種や、筋ジストロフィーなど身体の動きが制限されている人が指先を少し動かすだけで移動できる車椅子型の機種などがあります。一方、自律型には、ルンバのようなお掃除ロボットや、トイレなどの場所を教えてくれる案内ロボット、周囲の危険を察知してくれる警備ロボットなどさまざまな用途のロボットがあるのです。
生活支援ロボットの中でも幅広いニーズに対応できるタイプなので、ロボットに代行してもらいたい作業がある場合は、移動型の中から選びましょう。
(3)アシスト型
アシスト型は、装着した人の動きを補助して、生活における動きを広げてくれるロボットです。アシスト型を装着することによって、足腰にかかる負担を軽減してくれるため、年齢による身体的な衰えをカバーしたり作業者の肉体的な疲労を抑制してくれたりする効果があります。
たとえば、足に障害があって自分の力だけで直立できない人が二足歩行を可能にする歩行ロボットや、介護者が要介護者の上体を少しの力だけで起こすことができる介助ロボットなどがあるのです。アシスト型は身体に装着して始めて効果が期待できるので、慣れるまでは苦労することは多々ありますが、使いこなせるようになると自分の身体の一部のように扱えるようになります。
リハビリ施設や介護施設での活躍が期待できるので、リハビリ効果の底上げや従業員の労働環境の改善などを図りたい企業は導入を検討してみてはいかがでしょうか。
(4)搭乗型
搭乗型は、乗るだけで移動できるロボットで、身体の不自由な人が気軽に移動するのに役立ちます。座って乗る車椅子タイプのものやセグウェイのように直立して乗るタイプのものなどがあり、身体レベルに合わせて使い分けることが可能です。
直立するのも困難な人は車椅子型を使えばよいですし、長距離を歩くのは困難だけど車椅子に乗るほどではない人はセグウェイ型を使えばよいでしょう。また、病院などの広い敷地をスムーズに移動するための手段としても有効なので、環境下に合わせて導入を検討してみてください。
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