ロボットハンド/ロボットアームは、既にさまざまな業界・業種の多種多様な利用シーンで活用されています。代表的な活用事例を紹介します。
2組の協働ロボットを活用し、複雑な部品の組立作業を自動化
複雑な構造の部品の組立を、2組の協働ロボットを活用して自動化し、サイクルタイムの短縮と生産品質の向上に成功した例です。この例では、クリップの把持に適したハンドを作成し、ロボットの内蔵カメラを使用して、取り付ける部品の位置を補正することで、温度による樹脂部品と金属部品の形状や強度の変化に臨機応変に対応。材料をストックする作業と、ストックしたワークにクリップを挿入する作業の工程で、2組のロボットを連携し並行稼働させました。これによって、従来2人で行っていた作業を1人でこなせるようになり、さらに人手作業によるミスを削減しました。その結果、サイクルタイムは人手で行っていた時の約50秒から約32秒に短縮し、生産品質の安定化も実現しました。
カメラでねじの位置を正確に認識し、ねじ締め工程の品質を均一化
協働ロボットにねじ締めに対応したロボットハンドを装着し、ねじ締め工程を自動化しました。内蔵しているカメラでねじ位置を認識することで、ドライバの位置を微調整しながら高精度なねじ締めを実現し、ばらつきや、締め忘れなどのミスをなくすことで生産品質の均一化に成功しました。
オムロンは6軸の協調ロボット*を提供しています。オムロンの協調ロボットは多種多様なパートナ企業製のロボットハンドを簡単に付け替えて利用可能です。電動グリッパー、吸着グリッパー、マグネットグリッパー、エアグリーパーに加え、ねじ締めのドライバやカメラ、さらには力覚センサも用意しています。また、広い視野角と高解像度の5Mピクセルカメラを標準搭載しており、キャリブレーションにかかる時間や手間を大幅に削減します。
オムロンでは各種ロボットに加え、周辺機器や安全機器などのさまざまな制御機器を取り揃えており、ライン全体の自動化をご支援します。
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