我々の日常生活では様々な製品に小型(一般的には出力が100ワット以下)のモーターが組み込まれており、さらに、出力が3ワット以下のモーターは「超小型モーター」または「マイクロモーター」と呼ばれています。
マイクロモーターは医療系精密機器をはじめ、最新技術の自動車各種部品といった高度な技術を要求される産業分野で利用されています。
マイクロモーターの作動方式は、基本的には小型モーターと同様であり、エアコン、電子レンジ、冷蔵庫などの家電、パソコン、サーバーなどの冷却用ファンなどに活用されているブラシレスモーター(ブラシレス電動機)やDCモータ(直流電動機)が主によく用いられています。
マイクロモーターの使用用途
一般にマイクロモーターでは寸法・重量あたりの出力が大きく、効率・制御性・信頼性の高いことが要求されます。
マイクロモーターの使用例として、音響機器、玩具、自動車部品のほか、近年では携帯電話用の振動モーターがあります。特に携帯電話で使用されるマイクロモーターは電池で駆動できるよう、直流(Direct Current, DC)モーターが使用されています。
また、歯科治療用のハンドピースにもマイクロモーター(歯科用電気エンジン)が内蔵されており、このモーターの性能は回転速度がおよそ100~40,000回転/分であり、ハンドピースにはストレートのものと、主に口腔内で使われるコントラタイプの2種類があります。
なお、マイクロモーターの大きなトルクは、歯の修復物や補綴物の調整や研磨にも適しています。
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